補聴器は買ってからがとても大切というblogを以前アップしたら大変ご好評をいただいております。
今、「補聴器 しんどい」で検索するとなんとうちのホームページがトップに来ます。
こちらのblogです
https://www.kakimi-tokei.com/topics/?p=3592
それだけ「補聴器」で「しんどい」想いをしている方が多いということです。
結論を言いますと、
補聴器は皆さん「最初」はしんどいものと思って装用しましょう。
ということです。
JapanTrakという大規模な調査によると
実は日本の補聴器の満足度は50%という結果も出ています。
他国を見てみると、中国が満足度92%、ベルギー・フランス82%、スイス80%….と他国と比べると
非常に低い水準になっています。
その原因として考えらるのが販売チャネルと販売方法(営業トーク)ではないかと
私は思っています。
通信販売で購入するとこまめな調整ができない
最近、よくTV通販や新聞、インターネットなどで「集音器」の広告をよく目にします。
以前、「補聴器は高いだけでうるさくてつけ続けられない理由」blogでも書いたように補聴器は
「買ってから」の調整がとても大切です。
TV通販や新聞、インターネットで販売された後細かな調整ができないのはもちろんのこと、「集音器」は
そもそも細かな調整ができる仕組みになっていないものが多く、集音器はあくまでも全体的な音を大きくします。
カラオケのマイクをイメージするとわかりやすいと思います。
調整ができる機能があったとしても通信販売で購入すると対面で調整することもできません…
男性の低い声も女性の高い声も同じように大きくなります。
メリットばかりを伝えて販売してしまっている
補聴器は決して安価なものではありません。
高価なものですので、販売店も販売したいがためにデメリットを
伝えないまま良いことだけと伝え販売してしまっていることが満足度の低下につながっていると考えます
補聴器のデメリットとは…
私が考える補聴器のデメリットを5つご紹介します。
①最初は今まで聞こえていない音が聞こえるので「うるさく」感じる。
例)扇風機やクーラーの風の音、車の走る音など
②慣れるのに1カ月~3カ月は最低でもかかる。
③慣れるまではこまめな調整が必要。
④自分の声も大きく聞こえる。
⑤集音器などに比べると高価である。
補聴器が高価なためこのようなことを聞かされないままに購入することで
購入後の満足度の低下につながっているのだと思います。
なので、最初に言ったように
補聴器は皆さん「最初」はしんどいものと思って装用しましょう。
ということに繋がります。補聴器はそもそも今までなかったものを耳に入れるのですから
それ自体違和感があります。ただ、必ず慣れます。
それには時間をかけてこまめに調整する必要があり、慣れてしまえば快適な時間が待っているのです。
その人に合わせて自動で調整してくれるのが補聴器
人によって聴力はバラバラです。
高音漸傾型・高音急墜型・水平型・低音障害型・山型・谷型など
人によって聴力はいろんな症状があります。
これは私の母の聴力です。同じ人でも右と左で聴力が変わります。
人によってはもっと差がある方もいます。
こちらは補聴器の調整画面です。左と右でグラフの細かさが違うのがわかりますでしょうか?
右の折れ線グラフの方が細かくなっています。グラフの横軸が音域、縦軸がボリュームです。
つまり右の方がより「細かな」調整ができます。その分高価になります。
補聴器は高価なものです。なので、
2週間レンタルサービス始めました
補聴器がどのようなものか試したいという方のために2週間お試しコースを始めました。
1回1,300円(税込)となります。当初は無料でやっていたのですが、
無料お試しは購入しないと申し訳ないので頼みにくい…というお声をいただき
1,300円で2週間レンタルという内容にさせていただきました。
(※ご購入の方は1,300円ご返金させていただきます)
2週間ではなかなか「難聴の脳」の変化まではいかないとしても
お店ではなく普段の生活で使っていただき、トレーニングができそうかどうかを
試して頂くには十分なお時間かと思います。
当店の最先端の設備でお待ちしております
当店では完全防音の聴力測定室を設置し、
大型モニターでわかりやすく補聴器についてご説明させて頂いております。
また取り扱い補聴器は国産の「リオネット補聴器」となります。
ぜひお気軽にご相談ください。
リオネット補聴器サイト↓
◇柿見時計店本店
◇大洲市常磐町82
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◇電話番号:0893-24-3667